TAKAの株日記

主に中小型成長株を、中期目線で売買しています。自身のトレードを詳細に振り返り、今後の成長に繋げると同時に、皆さんの参考になる事を少しでも書ければ。

大失敗で気づいた事

今回は失敗から学んだ事をお伝えします。

 

まず、以下チャートをご覧ください(4574 大幸薬品)。

 

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この右肩上がりの上昇トレンド銘柄で、私は今年上期で一番大きな損切りをしました。

 

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売買を検討し始めたのは、2月10日の決算。

利益もそうですが、特に売上の伸びを見て驚き、色々調べたところ、「コロナ禍でクレベリンが好調」との事。

まさに「ビッグチェンジ」だと思いました。

 

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決算を受け、翌日はS高。

翌々日の寄り付きはS高水準とあまり変わらず、in。出来高急増で上昇が続き、含み益は拡大。ただ、その後に高値圏で大陰線。

あれ、とは思ったものの、この銘柄が業績を伸ばし続ける事に自信はあったので、下げたところを追撃買い。

 

ただ、その後も下落は止まらず、25MAを下回ったところで損切りとなりました。

(その後コロナで相場が悪くなり、更に下落したので、損切りしなければ立ち直れない状況だったかもしれませんが…)

 

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その後のチャートです。

予想通り好業績を続け、調整を挟みながら上昇を継続しています。

 

ここから、反省で気づいた事。

圧倒的に売買するタイミングが悪いのでは?と思い、以下の事を考えました。

 

【皆がもう上がらないと思って投げ切ったタイミングで買って、関心持ち始めた時に売り始めれば良いのでは?】

 

当時の売買ルールは、以下のようなもの

・決算発表後、業績好調が確認された銘柄を買う

・新高値を更新したタイミングで買う

出来高急増銘柄を狙う

・25MAを下回った時点で損切り

 

ただ、今回の件で、「初心者は事実を受けて買い、プロは事実を受けて売る」という格言通りの結果だな…と考えた訳です。

 

勿論、この投資法で上手くいった事例はあるのですが、随分とハイリスクハイリターンなやり方だなと感じました。

 

そこで、好業績銘柄が決算発表後に高騰した後、

・落ち着いたタイミングで買い始める

・盛り上がったタイミングで売り始める

という投資法を試してみようと思いました。

それが先日紹介したオイシックスでの売買。

 

勿論、業績の裏付けがなければ、落ち着いたタイミングで買っても、決算が悪くて損切りというパターンもあるかと思います。

 

ただ、好業績の銘柄というのは、決算発表という事実の前に期待買いが入る傾向があるので、発表前に一部利確をすれば、例え決算が期待ハズレでも利益を確保できるなと感じました。

 

これからも検証を積み重ね、最適な売買方法を試したいと思います。