「半年程度かけて株価が2倍以上になりそうな銘柄を決算直後に買う」
これが私の投資法の基本です
正直そんな銘柄をすぐ見つけられるものではありませんが、それくらいに厳選して選んだ銘柄に投資する事で資産を増やしたいと思ってます
ではどのような銘柄を買うか
キーワードは「①売上利益高成長」「②(成長性に対する)割安さ」「③チャート形状」
それぞれの要素は重なりがあるのですが、このあたりはザックリ考えてます
①売上利益高成長
まずは何と言っても直近の決算では、これまでの傾向とは異なる好決算が発表されること
これまで10%程度の伸びだったのが、30%程度の伸びが確認された、減収予想が一転して増収予想になった等
決算資料を読み解き、売上や利益の伸びが一時的なものではないことを確認できる事が条件です
②(成長性に対する)割安さ
ここでは「売上成長率と営業利益率」というファンダの要素と、割安さの指標として使える「時価総額」と「PER」に着目します
まず目安とするのは、売上成長率がPERを上回っているかどうか
20%成長の銘柄がPER10倍台以下なら合格、という感じです
また、PERが非常に高い場合でも(30倍台程度?)、売上が50%以上伸びているとか、営業利益率が30-40%くらいに高い場合には投資対象となり得ます
✳︎この辺りはレーザーテックやベイカレント、アイアールジャパンなど、高成長且つ高利益率で高騰した株を売買する為のルールです
また、赤字だけど非常に売上が伸びている銘柄については、時価総額との比較で割安さを判断する事もありますね
③チャート形状
①②で有望な銘柄が見つかったとしても、チャートの形が悪ければ一旦は投資を見送ります
まず下落トレンドの銘柄は投資対象から外します
下落トレンドの銘柄は多くの投資家が損をしている状態であり、売り圧力が非常に強く、思うように上がらない可能性があります
一方、上昇トレンドがずっと継続している銘柄も一旦は様子見とします
②の指標面で割高と判断される場合もありますが、中にはPERなどの指標が割安でも株価は高成長を織り込んでる可能性があり、株価は軟調となる可能性があります
理想はカップウィズハンドルのような形状、もしくは上値抵抗線をブレイクするような形状
決算直後に出来高が増加するのが理想ですね
これらを踏まえて基準に合致した銘柄を売買します
売買ルール
売買ルールはいくつかありますが、主なものを残しておきます
・買った後少なくとも1ヶ月は様子を見る(但し損切りラインは守る)
日置電機の例
↑ 4月好決算発表からの5月上方修正でPERが10倍台に低下。その後元の水準であるPER30倍台にまで戻している
決算を期に高騰する銘柄でも、初動から少しの間は横ばいの状態が継続する可能性があります
数ヶ月かけてジリジリと上昇するようなものですが、すぐ上がらないからと言って売らない忍耐力が必要ですね(ちなみに私はこの銘柄を早売りしてしまいました)
・利確は25MAを明確に割り込んだ場合や、直近安値を下回った場合を目安
バイク王の例
↑ 6月上方修正でPERは9倍台にまで低下。その後株価上昇で20倍台に突入
これはほぼ倍くらいの株価で売却できました
3ヶ月程度でここまで上がったので、やや出来過ぎですね
なお、明確なルールではありませんが、決算翌日にストップ高となる銘柄を果敢に買いに行く事が多くあります
その際、ザラ場では買えなかったとしても、当日のPTSでストップ高水準で買える事があるので、結構狙ってますね
ストップ高で満足して手放す方から株を買い取り、それよりも高い値段で売る
これが理想的なトレードですね